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和歌山県の労働事情〜「毎月勤労統計調査」より〜

研究員  石橋 宏之

T.毎月勤労統計調査とは

毎月勤労統計調査とは、賃金、労働時間及び雇用の変動を明らかにすることを目的に厚生労働省が実施する調査で、統計法に基づき、国の重要な統計調査である基幹統計調査として実施しています。毎月勤労統計調査の結果は、経済指標の一つとして景気判断や都道府県の各種政策決定に際しての指針、雇用保険・労災保険の給付額の改定、人事院勧告等の資料とされるなど、国民生活に深く関わっています。また、日本の労働事情を現す資料として海外にも紹介されるなど、重要性の高いものとなっています。

U.賃金の動き(事業所規模5人以上)

@)名目賃金指数

名目賃金指数の平成20年平均を見ると、和歌山県は95.4で4.6ポイント減少(対17年比)、全国は98.9で1.1ポイントの減少(対17年比)となっている。

また、近畿2府4県で見ると、すべての府県で減少しており、和歌山県が最も減少幅が大きくなっている。

表1 名目賃金指数の推移
図1 名目賃金指数(和歌山・全国) 図2 名目賃金指数(近畿)
A)実質賃金指数

実質賃金指数の平成20年平均を見ると、和歌山県は92.6と7.4ポイント減少(対17年比)、全国は97.0と3.0ポイントの減少(対17年比)となっている。

また、近畿2府4県で見ると、すべての府県で減少しており、和歌山県が最も減少幅が大きくなっている。

表2 実質賃金指数の推移
図3 実質賃金指数(和歌山・全国) 図4 実質賃金指数(近畿)

V.労働時間の動き(事業所規模5人以上)

@)総実労働時間指数

総実労働時間指数を見ると、和歌山県・全国とも平成18年に増加後、減少傾向にあり、平成20年平均では和歌山県は99.6と0.4ポイント減少(対17年比)、全国は98.6と1.4ポイント減少(対17年比)となっている。

また、近畿2府4県で見ると、奈良県が94.8(△5.2ポイント 対17年比)と最も減少幅が大きくなっている。

表3 総実労働時間指数の推移
図5 総実労働時間指数(和歌山・全国) 図6 総実労働時間指数(近畿)

W.雇用の動き(事業所規模5人以上)

@)常用雇用指数

常用雇用指数を見ると、和歌山県・全国とも増加傾向となっており、平成20年平均は、和歌山県・全国ともに103.7と3.7ポイント増加(対17年比)となっている。

また、近畿2府4県で見ると、和歌山県は滋賀県(105.4)に次いで2番目に増加幅が大きくなっている。

表4 常用雇用指数の推移
図7 常用雇用指数(和歌山・全国) 図8 常用雇用指数(近畿)
A)労働異動率

・入職率

  • 入職率を見ると、和歌山県の平成20年平均は1.72%となっており、全国の2.10%を0.38ポイント下回っている。
  • また、近畿2府4県で見ると、和歌山県が最も低い値となっている。
表5 入職率の推移
図9 入職率(和歌山・全国) 図10 入職率(近畿)

・離職率

  • 離職率を見ると、和歌山県の平成20年平均は1.60%となっており、全国の2.07%を0.47ポイント下回っている。
  • また、近畿2府4県で見ると、和歌山県が最も低い値となっている。
表6 離職率の推移
図11 離職率(和歌山・全国) 図12 離職率(近畿)

参考資料

(2010.1)
(執筆者の所属、役職等は発表当時のものです)

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