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景気動向調査 No.106

II 経営上の問題点

「売上不振」とする回答が3年ぶりに減少
「人材不足」とする回答が増加傾向にある

経営上の問題点として、「売上不振」を挙げる事業者は前回から1.7ポイント下降し33.3%。小売業では56.0%と半数を超えているが、建設業、卸売業で回答割合が前回から下降した。2番目に多かった「人材不足」は前回から1.6ポイント上昇し、21.4%となっており、平成25年以降の最高値を更新。建設業、運輸業、対事業所サービス業などで回答割合が高い。3番目に多かった「競争の激化」は前回から1.7ポイント上昇。4番目に多かった「設備の老朽化」は前回から0.6ポイント下降した。

経営上の問題点(主なもの)

1  位 2  位 3  位 4  位
今 回 売上不振
33.3%
人材不足
21.4%
競争の激化
13.8%
設備の老朽化
8.6%
前 回 売上不振
35.0%
人材不足
19.8%
競争の激化
12.1%
設備の老朽化
9.2%
前々回 売上不振
35.0%
人材不足
20.5%
競争の激化
13.1%
設備の老朽化
9.0%

経営上の問題点の推移

産業別経営上の問題点

( )内の数値は前回調査

【建設業】前回に続いて「売上不振」が1位 ただし、その回答割合は下降傾向
  1位 売上不振・・・・・・26.7% (34.4%)
  2位 人材不足・・・・・・25.3% (21.3%)
  3位 競争の激化・・・・17.3% (24.6%)

「売上不振」は前回に続き、1位ながら、その割合は下降。「人材不足」とする回答が増加傾向にあり、2位に浮上。管工事業などで回答割合が高い。
産業別経営上の問題点(建設業)
【製造業】「売上不振」が前回に続き1位 「原材料価格の高騰」の回答割合は低水準
  1位 売上不振・・・・・・35.4% (35.0%)
  2位 人材不足・・・・・・18.3% (19.0%)
  3位 設備の老朽化・・10.4% (13.5%)

1位は「売上不振」で変化なし。繊維製品、木材・木工で回答割合が5割近い。2位の「人材不足」は回答割合が前回に続いて下降。3位は「設備の老朽化」。化学製品で回答割合が高い。「原材料価格の高騰」の回答割合は6.1%と低水準にとどまる。
産業別経営上の問題点(建設業)
【商業】小売業の56.0%が「売上不振」と回答
  1位 売上不振・・・・・・45.7% (47.9%)
  2位 競争の激化・・・・17.6% (18.2%)
  3位 人材不足・・・・・・13.3% (12.7%)

「売上不振」が約半数を占めて1位。小売業での回答割合は56.0%まで上昇する一方で、卸売業では37.5%に低下した。業種別では、自動車小売業、衣料品小売業、生活文化用品小売業などで回答割合が高い。
産業別経営上の問題点(建設業)
【サービス業】「人材不足」の回答割合が上昇 運輸業での回答割合が39.4%と高い
  1位 人材不足・・・・・・30.0% (26.0%)
  2位 売上不振・・・・・・22.7% (24.5%)
  3位 競争の激化・・・・14.8% (9.2%)

 「人材不足」の回答割合が4.0ポイント上昇し、前回に続いて1位。運輸業で39.4%、対事業所サービス業で38.3%と回答割合が高くなっている。2位の「売上不振」は飲食業で回答割合が高い。3位の「競争の激化」の回答割合が前回から5.6ポイント上昇。
産業別経営上の問題点(建設業)

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