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景気動向調査 No.107

II 経営上の問題点

「売上不振」との回答は減少傾向
「人材不足」は製造業で回答が増加

経営上の問題点として、「売上不振」を挙げる事業者は前回から2.8ポイント下降し30.5%。卸売業を除く全ての産業で回答割合が下降した。昨年後半以降、「売上不振」とする回答は減少傾向にある。2番目に多い回答である「人材不足」は、前回から0.4ポイント下降し21.0%。建設業、商業で回答割合が下降する一方で、製造業では上昇した。

3番目に多い回答である「競争の激化」は前回に続いて回答割合が上昇。建設業、小売業で回答割合が上昇した。4番目に多い回答である「設備の老朽化」は、前回から回答割合に変化なし。サービス業で12.3%、製造業で12.2%と高くなっている。

経営上の問題点(主なもの)

1  位 2  位 3  位 4  位
今 回 売上不振
30.5%
人材不足
21.0%
競争の激化
16.1%
設備の老朽化
8.6%
前 回 売上不振
33.3%
人材不足
21.4%
競争の激化
13.8%
設備の老朽化
8.6%
前々回 売上不振
35.0%
人材不足
19.8%
競争の激化
12.1%
設備の老朽化
9.2%

経営上の問題点の推移

産業別経営上の問題点

( )内の数値は前回調査

【建設業】「競争の激化」が1年ぶりに1位浮上
  1位 競争の激化・・・・・・35.1% (17.3%)
  2位 人材不足・・・・・・・・19.3% (25.3%)
  3位 売上不振・・・・・・・・17.5% (26.7%)

「競争の激化」とする回答が1年ぶりに1位に浮上。土木工事業で回答割合が急上昇した。前回1位の「売上不振」は3位に後退。
産業別経営上の問題点(建設業)
【製造業】「売上不振」が前回に続き1位 2位「人材不足」の回答割合は上昇
  1位 売上不振・・・・・・・・33.3% (35.4%)
  2位 人材不足・・・・・・・・21.8% (18.3%)
  3位 設備の老朽化・・・・12.2% (10.4%)

1位は「売上不振」で変化なし。繊維製品で回答割合が52.0%と高い。2位は「人材不足」で変化なし。ただし、回答割合は上昇しており、直近2年間では最も高い値となっている。
産業別経営上の問題点(製造業)
【商業】「売上不振」が4割強を占める
  1位 売上不振・・・・・・・・44.8% (45.7%)
  2位 競争の激化・・・・・・20.2% (17.6%)
  3位 人材不足・・・・・・・・11.0% (13.3%)

1位は「売上不振」で変化なし。小売業で回答割合が下降。2位は「競争の激化」。小売業で回答割合が上昇。3位は「人材不足」。4位は「原材料価格の高騰」だが、卸売業、小売業ともに回答割合は下落。
産業別経営上の問題点(商業)
【サービス業】「人材不足」の回答割合がやや下降 飲食業、運輸業では回答割合が高い
  1位 人材不足・・・・・・・・29.2% (30.0%)
  2位 売上不振・・・・・・・・20.0% (22.7%)
  3位 競争の激化・・・・・・16.4% (14.8%)

1位は「人材不足」。回答割合は前回から0.8ポイント下落。飲食業(41.7%)、運輸業(41.2%)と高くなっており、大きな経営問題となっている。2位は「売上不振」で変化なし。ただし、その回答割合は減少傾向にある。
産業別経営上の問題点(サービス業)

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