景気動向調査 No.121
ＩＩ 経営上の問題点
| 「売上不振」との回答が3期ぶりに半数を下回るも 製造業、商業では半数超が「売上不振」と回答 |
1位の「売上不振」との回答割合は前回から6.7ポイント下降し、3期ぶりに50.0％を下回った。ただし、製造業、商業については、依然として半数超が「売上不振」と回答。
2位は「人材不足」。1年半ぶりに回答割合が上昇に転じた。建設業を中心に全ての産業で回答割合が上昇した。
3位は「競争の激化」、4位は「設備の老朽化」だった。
経営上の問題点（主なもの）
| １ 位 | ２ 位 | ３ 位 | ４ 位 | |
|---|---|---|---|---|
| 今 回 （2020年10〜12月） |
売上不振 44.4％ |
人材不足 22.4％ |
競争の激化 9.1％ |
設備の老朽化 6.3％ |
| 前 回 （2020年7〜9月） |
売上不振 51.1％ |
人材不足 16.6％ |
設備の老朽化 7.5％ |
競争の激化 7.1％ |
| 前々回 （2020年4〜6月） |
売上不振 54.1％ |
人材不足 18.6％ |
競争の激化 6.5％ |
設備の老朽化 5.6％ |
産業別経営上の問題点
（ ）内の数値は前回調査
| 【建設業】 「人材不足」との回答が再び4割強に | |
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１位 人材不足・・・・・・・・・・・・・44.7％ （36.7％／前回１位） ※ 総合工事業で53.7％と多い ２位 売上不振・・・・・・・・・・・・・23.7％ （31.6％／前回２位） ※ 前回調査に比べて、全ての業種で回答割合低下 ３位 競争の激化・・・・・・・・・・・11.8％ （9.2％／前回３位） |
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| 【製造業】 「売上不振」との回答が3期連続で過半数 | |
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１位 売上不振・・・・・・・・・・・・・54.5％ （57.6％／前回１位） ※ 食料品を除く全ての業種で過半数を占める ２位 人材不足・・・・・・・・・・・・・15.4％ （9.6％／前回２位） ※ 械・機械部品で回答割合が25.0％に上昇 ３位 原材料価格の高騰・・・・・8.4％ （8.5％／前回３位） |
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| 【商業】 「売上不振」との回答が過半数 | |
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１位 売上不振・・・・・・・・・・・・・50.9％ （57.7％／前回１位） ※ 飲食料品卸売業、生活・文化用品小売業などで多い ２位 人材不足・・・・・・・・・・・・・15.4％ （10.7％／前回２位） ※ 建築材料卸売業で21.2％とやや多い ３位 競争の激化・・・・・・・・・・・12.4％ （10.3％／前回３位） |
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| 【サービス業】 「売上不振」との回答が4期連続最多 | |
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１位 売上不振・・・・・・・・・・・・・39.1％ （47.9％／前回１位） ※ 旅館・ホテル業、飲食業等で非常に多い ２位 人材不足・・・・・・・・・・・・・25.0％ （19.4％／前回２位） ※ 医療・福祉、運輸業で回答が増加 ３位 設備の老朽化・・・・・・・・・8.7％ （8.7％／前回３位） ※ 不動産業で31.6％と多い |
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