景気動向調査 No.126
IV 国内の動きと県内の概況
オミクロン株の感染拡大もあり
和歌山県経済は個人消費・企業活動ともに一部で弱さが見られる
内閣府の月例経済報告(2022年3月25日公表)は、「景気は、持ち直しの動きが続いているものの、新型コロナウイルス感染症による厳しい状況が残る中で、一部に弱さがみられる」との判断が維持された。ただし、先行きについては、ロシアによるウクライナ侵攻を受けて、「ウクライナ情勢等に依る不透明感」との表記が追加された。以下では、「和歌山県の情勢」を主要経済指標(主に2月の値)に基づき報告する。
◇生産 〜鉱工業生産指数(1月)が3か月連続で上昇し、半年ぶりの水準〜
◇個人消費 〜百貨店・スーパー販売額(全店、2月)は3か月連続で前年を下回る〜
◇住宅投資 〜新設住宅着工戸数は「持家」、「貸家」を中心に持ち直しの動き〜
◇公共投資 〜公共工事請負金額(2月)は前年比35.9%減となり、2か月ぶりに前年を下回る〜
◇雇用 〜オミクロン株の感染拡大もあり、求人・求職ともに減少〜
○ グラフで見る和歌山県経済指標(データ基準月:2月 ※鉱工業生産指数は1月)
※百貨店・スーパー販売額、新車登録台数、新設住宅着工戸数、公共工事請負金額の各グラフは前年同月比を表しています。
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