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グラフで見る和歌山県経済指標(平成26年秋期)


国内全体では、生産活動の減少、物価上昇の鈍化が見られる中
県内経済指標は、「生産」、「雇用」に弱さが見られる

日本経済の現状(内閣府「月例経済報告 平成26年10月」 )
景気は、このところ弱さがみられるが
穏やかな回復基調が続いている
・消費増税に伴う駆け込み需要の反動減もあり生産が「このところ減少している」
日本経済の見通し(内閣府「月例経済報告 平成26年10月」 )
当面、弱さが残るものの、雇用・所得環境の改善が続くなかで
各種政策の効果もあって、穏やかに回復していくことが期待される
・駆け込み需要の反動の長期化や海外景気の下振れが、日本の景気の下押しリスクに
和歌山県に関する経済指標の概況(9月公表の指標を中心に)
○大型小売店販売額(9月、全店)は2か月連続で前年を上回る
○家計消費支出(9月、除く住居等)は、3か月連続で前年を上回る。外食・被服及び履物が好調
○鉱工業生産指数(8月、季節調整値)は下降し、2009年12月以降では初めて93ポイントを下回る
○公共工事請負額(4〜9月)は前年同期比16.1%増の高水準
○有効求人倍率(9月)は下降し、6か月ぶりに1.00倍を下回る。雇用環境の改善に頭打ち感

個人消費

大型小売店販売額(9月)は、2か月連続で前年を上回った。前年7月に大型店舗が閉店した点には注意が必要ではあるが、衣料品や身の回り品などで、消費増税に伴う駆け込み需要の反動減から持ち直す動きが見られている。 大型小売店販売額
新車販売台数(軽自動車[乗用]含む、8月)は、全国においても一進一退の状況が続く中で、自動車メーカー各社の国内生産も2か月連続で前年比マイナスとなっている。 そのような状況の中で、和歌山県内においても、登録車・軽自動車ともに前年を下回った。 新車販売台数(軽自動車[乗用]含む
新設住宅着工戸数(9月)は、2か月連続で前年を下回った。ただし、市町村によって状況に差がみられており、岩出市、海南市、和歌山市、橋本市、御坊市に関しては、4〜9月期の着工戸数が前年同期を上回っている。 新設住宅着工戸数
家計消費支出(除く住居等、9月)は、3か月連続で前年を上回った。一般外食に加えて、被服及び履物、食料への支出が堅調。 家計消費支出(除く住居等)

企業活動

鉱工業生産指数(8月)は、3か月連続で前月比マイナスとなり、2009年12月以降では初めて93ポイントを下回った。これまで高水準で推移してきたはん用機械、生産用機械、繊維工業での下降に加え、鉄鋼の下降が響いた。特に、鉄鋼は2009年9月の76.0ポイントに迫る水準にまで下降している。 鉱工業生産指数

公共工事請負金額(9月)は、前年9月の請負額が高水準であったことから、前年を下回ったが、請負額の水準としては200億円を上回る高い水準にある。
TDB 景気DI(9月)は、樺骰巣fータバンクが月次で実施している景気動向調査から算出された景況感を表す値である。この値が50を超えると、現在の景気を「良い」とする事業者数が「悪い」とする事業者数を上回る。9月の景気DIは、前月比横ばいで推移している。12月、来年3月の見通しに関しては改善となるも、来年9月の見通しはやや弱め。

設備投資

建築物着工床面積(産業用、9月)は、前年を上回った。4〜9月期の着工床面積では、「鉱工業」、「商業」、「サービス業」のいずれに関しても、前年同期を下回っている。

(参考)和歌山財務事務所が9月に発表した「法人企業景気予測調査(和歌山県)」によると、2014年度における設備投資(除く土地、含むソフトウェア投資)の計画額は前年度比33.1%減となった(回答77社)。減少は2年連続。

物価

消費者物価指数(和歌山市、9月)は、総合指数については、前月比プラスが続いているが、食料(酒類を除く)及びエネルギーを除いたコアコアCPIに関しては、前月比マイナスとなるなど、上昇傾向に足踏み感がみられる。

倒産・金融

企業倒産件数(9月)は、前年比2件減となるなど、負債総額を含めて、低い水準で推移している。
貸出金(県内在店舗、6月)は、14か月連続で前年を上回っている。都銀、地銀の貸出金は前年同月比ほぼ横ばいで推移する一方で、信金については、前年同月比2%増が続いている。

雇用

有効求人倍率(9月)は、新規求人数が2013年5月以来、1年4か月ぶりに5,500人を割り込んだこともあり、有効求人数が減少した。その一方で、有効求職者数は下げ止まりつつあり、その結果として、求人倍率が下降したと考えられる。有効求人倍率は前年同月に比べると依然として高い水準にあるが、今後の動向には注意が必要である。

トピック

県内天気(8月)は、2度の台風接近などもあり、和歌山市、潮岬ともに、日照時間は前年の半分程度にまで減少。雨天日数についても、潮岬では9日間と極めて多くなった。白浜などの観光地では、夏休みの観光シーズンに、この天候不順が直撃し、白浜温泉宿泊客数は前年比6.9%減となった(白浜温泉旅館協同組合)。

(2014.12)

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