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グラフで見る和歌山県経済指標(平成27年秋期)


県内経済指標は、「個人消費」で持ち直しに向かう一方
「企業活動」には見通しを含めて弱さが見られる

日本経済の現状(内閣府「月例経済報告 平成27年10月」 )
景気は、このところ一部に弱さもみられるが、緩やかな回復基調が続いている
・8月には「個人消費」、「輸出」の判断が引き下げられた上に、
世界経済の判断が3年ぶりに 引き下げられた。
・10月には生産の判断が「このところ弱含んでいる」に引き下げられた。
日本経済の見通し(内閣府「月例経済報告 平成27年10月」 )
雇用・所得環境の改善傾向が続くなかで、
各種政策の効果もあって 緩やかな回復に向かうことが期待される
・中国を始めとするアジア新興国等の景気が下振れし、日本の景気が下押しされるリスクがある。
和歌山県に関する経済指標の概況(10月公表の指標を中心に)
○百貨店・スーパー販売額(8月、全店)は5カ月連続で前年を上回る。
○家計消費支出(8月、除く住居等)は、4月以降、7月を除いて、前年を上回っている。
○鉱工業生産指数(7月、季節調整値)は2カ月連続で上昇するも、全国の生産指数は弱含む。
○公共工事請負金額(8月)は、4〜8月期の累計額が前年同期比31.7%減。
○TDB景気DI(9月)は、2015年の最低値を更新。3カ月後の見通しは改善するも、水準は低い。

個人消費

百貨店・スーパー販売額(全店、8月)は、5カ月連続で前年を上回った。品目別では、飲食料品、身の回り品(かばん、靴等)の販売額が5カ月連続で前年を上回っている。昨年4月の消費増税から1年以上が経過し、百貨店・スーパー販売額は緩やかながら持ち直しの動きが見られている。 百貨店・スーパー販売額
新車販売台数(軽自動車[乗用]含む、8月)は、8カ月ぶりに前年を上回った。登録車に関しては、昨年4月の消費増税により落ち込んだ販売台数に持ち直しの動きが見られる一方で、軽自動車販売台数については、4月以降も前年を下回ることが多くなっている。 新車販売台数(軽自動車[乗用]含む
新設住宅着工戸数(8月)は、3カ月ぶりに前年を上回った。持家着工戸数は2カ月連続で前年を上回っており、昨年4月の消費増税以降落ち込んでいた着工戸数は持ち直しの兆しが見られている。 新設住宅着工戸数
家計消費支出(除く住居等、8月)は、2か月ぶりに前年を上回った。4月以降は7月を除いて、消費支出が前年を上回っており、持ち直しの動きが見られている。費目別では、前年同月の支出額が高水準だった「一般外食」で前年比マイナスの水準が続いているが、「食料」に関しては、総じて前年を上回る水準で推移している。 家計消費支出(除く住居等)

企業活動

鉱工業生産指数(7月)は、2カ月連続で上昇した。2015年に入って、鉄鋼、機械等での下降が響き、県内鉱工業生産指数は低い水準まで落ち込んでいたが、鉄鋼に下げ止まりの動きが見られる上に、はん用機械工業を中心に生産指数が上昇している。ただし、国内製造業は輸出の弱さもあり、輸送機械工業、はん用機械工業などで生産指数が弱含んでおり、県内製造業の動向にどの程度影響を与えるかが懸念される。 鉱工業生産指数
公共工事請負金額(8月)は、9カ月連続で前年を下回った。極めて高い水準にあった2014年度と比較して、4〜8月における累計の請負額は31.7%減となっている。当研究所で実施している「景気動向調査」(2015年9月実施)でも、土木工事業を中心に今後の景況感を「悪い」とする事業者が増加しており、見通しの不透明感が強まっている。
TDB 景気DI(9月)は、(株)帝国データバンクが月次で実施している景気動向調査から算出された景況感を表す値である。この値が50を超えると、現在の景気を「良い」とする事業者数が「悪い」とする事業者数を上回る。9月の景気DIは反転下降となり、2015年の最低値を更新。3カ月後以降の見通しは改善基調を維持しているが、いずれの見通しも45を下回る水準となっている。

物価

消費者物価指数(和歌山市、8月)は、今年の2月以降、総合指数及びコアコアCPIはともに緩やかな上昇傾向にある。原油価格の下落を受けて、エネルギー価格が下がる一方で、生鮮食品を除く食料や家庭用耐久財、教養娯楽用耐久財の上昇により、総合、コアコアCPIともに前年を上回る水準となっている。

雇用

有効求人倍率(8月)は、3か月ぶりに上昇し、1.06倍。卸売業、小売業における新規求人数が大幅に増加したことから、有効求人数が増加した。減少傾向にあった有効求職者数は底打ちの兆しが見られている。8月に関しては、有効求人数の増加数が有効求職者数のそれを上回ったことから、求人倍率は上昇した。

(2015.12)

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