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グラフで見る和歌山県経済指標(平成29年9月)

内閣府の月例経済報告(9月25日公表)は、国内景気の基調判断を据え置き、「景気は、緩やかな回復基調が続いている」とした。また、個別項目についても、全てにおいて判断が据え置かれている。

全国の情勢

(1)需要動向に関しては、「個人消費」は「緩やかに持ち直している」と判断している。「設備投資」についても「持ち直し」との判断だが、法人企業統計季報による4〜6月期の投資額は前期比2.8%減となった。「住宅建設」は、持家、貸家、分譲住宅の着工数がいずれも横ばいでの推移となっている。「公共投資」は、「堅調に推移している」と判断された。「輸出」はアジア、アメリカ、EUなど主要地域で持ち直しており、先行きについても持ち直しが続くと判断された。

(2)企業活動に関しては、「生産」は「持ち直している」。業種別では、輸送機械及びはん用・生産用・業務用機械に持ち直しの動きがみられる。「企業収益」、「企業の業況判断」は「改善している」。

(3)雇用情勢に関しては、「改善している」と判断された。新規求人数(7月)は増加を続けており、有効求人倍率は1.52倍まで上昇。正社員の有効求人倍率も1.01倍と1倍を上回っており、現金給与総額は緩やかに増加している。

(4)物価に関しては、消費者物価は前月に引き続き「横ばいとなっている」と判断された。国内企業物価については、「このところ上昇テンポが鈍化している」との判断に変更された。

(5)世界経済に関しては、「緩やかに回復している」との判断が据え置かれた。主要国・地域の判断についても変更はなく、アメリカは「景気は着実に回復が続いている」、中国は「景気は持ち直しの動きがみられる」、ユーロ圏は「景気は緩やかに回復している」と判断された。

和歌山県の情勢

(1)個人消費面では、「百貨店・スーパー販売額」(8月、全店)は9か月ぶりに前年を上回ったが、前年8月は記録的な猛暑、葉物野菜の価格下落、土日日数の減少などで販売額が低迷しており、大きく改善したとは言えない。また、7月までの値ではあるが、品目別の販売額では、衣料品で8か月連続、飲食料品では3か月連続での減少となっている。「新車登録台数」(8月)は10か月ぶりに前年を下回った。ただし、秋以降には新型車が発売される予定であり、増加傾向は続くと考えられる。「新設住宅着工戸数」(8月)は3か月ぶりに前年を上回った。「分譲住宅」の着工戸数が前年を大きく上回ったことに加えて、「持家」の着工戸数も増加した。1〜8月の累計での着工戸数は前年比3.0%の増加となっており、「貸家」が同43.5%増、「持家」が同2.9%増で、全体をけん引している。

(2)企業活動面では、「鉱工業生産指数」(7月)は前月から下降となった。「機械」、「化学」で指数が下降した。ただし、いずれについても高い水準は維持している。さらに、「鉄鋼」の指数は2年半ぶりに80台を回復し、「機械」の中でも「電気機械工業」の指数は直近1年間における最高値を更新した。「公共工事請負金額」(8月)は前年比7.5%減となり、5か月連続で前年を下回った。ただし、前年比減少幅は縮小。近畿地方整備局発注の工事が各地で増加したことに加えて、県・市町村発注の工事も多く見られた。

(3)雇用面については、有効求人倍率(8月)が9か月ぶりに下落。有効求人数が2か月連続で減少する中、有効求職者数が増加した。フルタイムの仕事を求めて、自己都合で離職する求職者が増加している。

大型小売店販売額 新車登録台数
新設住宅着工戸数 鉱工業生産指数
鉱工業生産指数 鉱工業生産指数
公共工事請負金額 有効求人倍率

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