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グラフで見る和歌山県経済指標(平成29年10月)

内閣府の月例経済報告(10月25日公表)は、国内景気の基調判断を据え置き、「景気は、緩やかな回復基調が続いている」とした。個人消費等の個別項目については、多くの項目で「持ち直している」と判断されている。

全国の情勢

(1)需要動向に関しては、「個人消費」は「緩やかに持ち直している」と判断している。「設備投資」については、先行指標となる機械受注が7〜9月期に前期比7.0%増の見込みとなっており、「持ち直し」と判断された。「住宅建設」は、持家は弱含んでいるが、貸家、分譲住宅の着工数がいずれも横ばいでの推移となっている。「公共投資」は、「堅調に推移している」と判断された。「輸出」はアジア、アメリカで持ち直しており、先行きについても持ち直しが続くと判断された。

(2)企業活動に関しては、「生産」は「持ち直している」。業種別では、輸送機械及びはん用・生産用・業務用機械に持ち直しの動きがみられる。「企業収益」、「企業の業況判断」は「改善している」。

(3)雇用情勢に関しては、「改善している」と判断された。新規求人数(8月)は増加を続けており、有効求人倍率は1.52倍。正社員の有効求人倍率も1.01倍と1倍を上回っており、現金給与総額は緩やかに増加している。

(4)物価に関しては、消費者物価は前月に引き続き「横ばいとなっている」と判断された。国内企業物価については、石油・石炭、鉄鋼分野で物価が上昇しており、「このところ緩やかに上昇している」との判断に変更された。

(5)世界経済に関しては、「緩やかに回復している」との判断が据え置かれた。主要国・地域の判断についても変更はなく、アメリカは「景気は着実に回復が続いている」、中国は「景気は持ち直しの動きがみられる」、ユーロ圏は「景気は緩やかに回復している」と判断された。

和歌山県の情勢

(1)個人消費面では、「百貨店・スーパー販売額」(9月、全店)は前年を下回った。近鉄百貨店和歌山店の販売額が2か月連続で前年を上回る中、スーパーの販売額が落ち込んだ。「新車登録台数」(9月)は2か月連続で前年を下回った。これまで増加傾向にあった新車登録台数だが、今後は大手メーカーによる性能検査不正の影響が懸念される。「新設住宅着工戸数」(9月)は前年比42.9%減と大きく減少した。「持家」が23.5%減、「貸家」が73.2%減となっている。この結果、1〜9月の累計での着工戸数は前年比4.0%減となり、「貸家」が同17.7%増、「持家」が同0.9%減、「分譲住宅」が同42.4%減となっている。

(2)企業活動面では、「鉱工業生産指数」(8月)は前月から8.6ポイント上昇し、2008年以降の最高値を更新。「鉄鋼」の指数が再び70台に下降する中、「生産用機械」、「電気機械」、「繊維」、「化学」では、指数が極めて高い水準まで上昇しており、全体をけん引した。繊維機械を中心とする「生産用機械」は、アジア向けの輸出販売が好調となっている。県内製造業については、当研究所が実施する「景気動向調査」においても、景況感が良好で、最近10年間では最も良い業況にあると言える。「公共工事請負金額」(9月)は6か月ぶりに前年を上回った。和歌山地方合同庁舎建築工事(和歌山市)、新紀見トンネル関連工事(橋本市)などの大規模工事があり、請負金額が増加した。この結果、4〜9月の累計での請負金額は前年比22.1%減となり、減少幅が縮小した。

(3)雇用面については、有効求人倍率(9月)が2か月連続で下落し、1.24倍となった。有効求職者数が下げ止まりの兆しを見せる中、新規求人数、有効求人数が3か月連続で減少した。ただし、製造業、運輸業における新規求人数は増加傾向にあり、フルタイムの新規求人数も増加している。

大型小売店販売額 新車登録台数
新設住宅着工戸数 鉱工業生産指数
鉱工業生産指数 鉱工業生産指数
公共工事請負金額 有効求人倍率

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