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グラフで見る和歌山県経済指標(平成30年5月)

内閣府の月例経済報告(5月23日公表)は、国内景気の基調判断を「景気は、緩やかに回復している」で据え置いた。個別項目についても基調判断に変化は見られなかった。

全国の情勢

(1)需要動向に関して、「個人消費」は「持ち直している」との判断を維持した。「設備投資」は前月に引き続き「緩やかに増加している」と判断された。「住宅建設」、「公共投資」についても前月の判断が維持された。「輸出」についても、前月に引き続き「持ち直している」と判断された。

(2)企業活動に関しては、「生産」は「緩やかに増加している」。輸送機械の持ち直しに加えて、はん用・生産用・業務用機械が増加し、電子部品・デバイスは緩やかに増加している。「企業収益」、「企業の業況判断」は「改善している」。倒産件数は「概ね横ばい」となっている。

(3)雇用情勢に関しては、「着実に改善している」との判断を維持した。雇用者数、新規求人数は増加し、製造業の残業時間も増えている。賃金をみても、現金給与総額は緩やかに増加している。

(4)物価に関しては、「国内企業物価」は「緩やかに上昇している」、「消費者物価」は「緩やかに上昇している」とし、前月の判断を維持した。

(5)世界経済に関しては、「緩やかに回復している」との判断が据え置かれた。主要国・地域の判断については、アメリカは「景気は着実に回復が続いている」、アジア地域の中国は「景気は持ち直しの動きが続いている」、韓国は1〜3月期の実質GDP成長率が4.4%(前期比)となっており、「景気は緩やかに回復している」と判断を修正した。台湾は「景気は緩やかに回復している」と判断が据え置かれた。ユーロ圏は「景気は緩やかに回復している」との判断で据え置かれた。

和歌山県の情勢

(1)個人消費面では、「百貨店・スーパー販売額」(4月、全店)は前年比2.1%減となり、8か月連続で前年を下回った。近鉄百貨店和歌山店の販売額(4月)については、前年比1.0%増となり、3か月連続での上昇となっている。品目別については、3月までの値ながら、婦人・子供服、紳士服、飲食料品の販売額が前年を下回る傾向にある。「新車登録台数」(4月)は9か月連続で前年を下回った。「新設住宅着工戸数」(4月)は4か月ぶりに前年比9.0%減となった。「分譲住宅」の着工戸数が前年を上回る一方で、「持家」、「貸家」については下回った。前年9月以降、「持家」の着工戸数は減少傾向が見られる。

(2)企業活動面では、、「鉱工業生産指数」(3月)は2か月ぶりに上昇するも、前月の下降幅に比べ戻り幅は小さい。「はん用機械」の生産指数が2か月連続で下降した。県内生産ウェイトの高い「鉄鋼」が6か月ぶりに80台を回復、「生産用機械」、「電気機械」、「繊維工業」は比較的高い水準を維持している。「公共工事請負金額」(4月)は、2か月連続で前年を上回った。湯浅御坊道路関連工事、真砂配水場送水管布設工事・岡崎団地新1号棟建設工事(和歌山市)等の大型公共工事が引続き主な増加要因となっている。

(3)雇用面については、「有効求人倍率」(4月)は、前月から0.03ポイント下降し、1.27倍となり、下降傾向がみられる。前月と比して有効求職者数は微増、有効求人数は334人減少となった。新規の求人数はパートタイム求人を中心に減少傾向にある。また、希望通りの人員数を確保できるかどうかを数値で表した「充足率」を見ると21.6%(パートタイム除く)、24.5%(パートタイム)となっており、その水準は極めて低く、県内事業者の人材確保難は厳しい状況が続いている。

大型小売店販売額 新車登録台数
新設住宅着工戸数 鉱工業生産指数
鉱工業生産指数 鉱工業生産指数
公共工事請負金額 有効求人倍率

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