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和歌山ブラぶらウォッチング

友が島 〜子午線が通る日本最南端の島〜 (和歌山市加太)

友が島灯台

子午線の標識

地図

英国グリニッジ天文台から東に9時間の時差に相当する東経135°の子午線がとおるまちとして兵庫県明石市は有名である。地図上でその経線に沿って南下すると、沖ノ島(一般には友が島と略称される)にぶつかる。それより南には日本の島嶼はないので、ここが日本最南端の島ということになる。沖ノ島をとおる子午線は、友が島灯台の西側の芝生が広がる広場にあり、写真にある標識がたっている。そして子午線に沿って煉瓦が南北に敷いてある。

ちなみに友が島灯台は明治5(1872)年8月1日に竣工点燈したもので、その歴史的文化的価値は高く、2009年経済産業省により、「近代化産業遺産群 続33」に選定された。140年前の灯台とはいえ、日本屈指の明るさを誇る光度190万カンデラの灯りは二十海里半(約38q)先まで届くそうである。

又、この島には明治期に海防の要として要塞が築造された。実戦に供されることは無かったが、煉瓦造りの砲台跡が島のあちこちに残されている。歴史とロマンあふれるこの島で一日遊んでみるのもいかがですか?

(取材:萬羽)

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