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和歌山ブラぶらウォッチング

戸津井鍾乳洞 〜2億5千万年前の地底が〜 (由良町戸津井)

鍾乳洞内部”

鍾乳洞入口”

戸津井鍾乳洞は和歌山県唯一の鍾乳洞と言われている。この近くには真っ白な石灰岩が海に突き出た美しい白崎海岸がある。地質学的にはこの辺一帯は石灰岩の地層が広がっており、鍾乳洞があってもおかしくはない場所柄である。

この鍾乳洞、大正2年(1913)から昭和20年(1945)頃まで石灰岩採石場として利用されていたが、採掘事業終了とともに閉鎖された。
その後昭和55年(1980)県の補助を受け、町の観光開発事業として再び脚光を浴び、洞窟内を見学できるように整備されたものである。

洞窟内は奥行き約100メートルでさほど大きくはないが、2億5千万年前のベルム期の石灰岩と言われており、大変貴重な洞窟とされている。
腰を屈めないと入れないような場所もあり、スリリングな洞窟探検を楽しめる。
圧巻は「針天井の間」。ご自分の目で確認されたらいかがでしょうか?

(取材:萬羽)

地図

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