和歌山ブラぶらウォッチング
矢櫃漁港 〜急峻な石段に囲まれた港まち〜 (有田市宮崎町矢櫃)
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初代紀州藩主徳川頼宣が海上警備の見張り役として現在の古座町から二組の漁民夫婦をこの地に住まわせたのが矢櫃の始まりとされている。漁場に恵まれ子孫は次第に繁栄し、矢櫃は漁村として発展していった。 漁港に面した斜面にはびっしりと民家が建ち並び、家々の周りは狭い路地や急峻な石段で囲まれている。漁港に降りて右側の小高い所に恵比寿神社がある。ここでは頼宣公の1月の命日の頃、“お日待ち”といって地元の若者達が海で身を清め、神社にお参りする“裸参り”という矢櫃ならではの伝統行事がが行われる。 (取材:萬羽) |
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