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自主調査実績(平成15年度)

政策研究事業

  • 和歌山県庁と和歌山社会経済研究所が連携して、政策課題について調査研究を行いました。
地域通貨によるコミュニティの再生 その2
  • 過疎化、少子高齢化、都市化などにより地縁、血縁が薄れる一方、資本主義経済のもと、強い通貨により地域の富資源が地域外へ流出していき地域社会(コミュニティ)の活力が失われてきています。強い通貨だけでは成り立たちにくい助け合い等を補完する通貨として地域通貨が注目されています。地域通貨によるコミュニティの再生、地域経済の活性化、まちづくり等が各地で活発化してきています。和歌山県においても社会の潮流に晒されており、コミュニティの活力が失われつつあります。平成14年は、コミュニティの再生のために、地域通貨が一つのツールとして活用できないか、一般的な調査研究を行いました。引き続き、平成15年度は、実際の地域通貨(和歌浦地区の地域通貨「わか」)の立ち上げにも参画し、地域通貨活用の実践調査研究を行いました。
  •    →内容をご覧になりたい場合は、こちらをクリックしてください。
世界遺産登録による県勢活性化調査
緑の雇用事業モデルの構築
  • 環境の保全で新たな雇用を創造し、中山間地域を活性化するため県内外の林業就業者に対して実施する緑の雇用事業があります。その事業受け入れの市町村、及び地元森林組合、就業者にヒアリングを実施して今後の事業の方向性を探りました。
本県経済活性化への中国戦略
  • 近年、中国の経済は目覚しい発展を遂げています。2002年にはWTO(世界貿易機構)の加盟を果たし一層、その勢いを増そうとしています。和歌山の企業の多くも、中国に工場進出を果たしており、これが本県の産業の空洞化を加速させることになるとの懸念もあります。こうした中、中国を生産拠点としてのみ見るのではなく、大消費国との見方も最近出てきています。大きく変貌する中国に対して本県の産業はいかなる方向に進むべきか、その戦略を研究します。平成15年度は外国人観光客、とりわけ中国人観光客の和歌山県への誘致について調査・研究しました。
地域内循環T
  • 平成13年度から循環型社会基本法が施行されている中にあって、循環型社会の構築に向けた様々な取り組みが行われています。また、地域では地産地消の拠点となる農産物直売所が全国的に展開され、地域内循環の一方向が定着しつつあります。今回の調査研究では主に地域住民レベルで取り組み可能な「地域内循環」の側面を捉え、今後の地域内循環型社会の方向を探りました。
地域活性化T
  • 地域活性化計画・商店街振興計画、それを受けたセミナーなどは何度も開催されました。一方、まちづくりグループも多数存在し、ワークショップなども度々開いてはいるが、和歌山の問題点と課題の確認、好きな和歌山の将来像を描くまで止まりで、その先へ進めないのが現状です。今回自主研究として、和歌山市まちづくり市民グループを組織し、その事務局を担い「まちづくりの中核」として実際に活動すると同時に、他のグループとのネットワークを図っていきました。本自主研究を通じて、当所の「Think Tank」から「Think&Do Tank」への脱皮を志向しました。

県内景気動向の調査

所内LAN検討委員会

  • 研究所内のLANを活用した情報共有や効率化を推進するための施策の検討と実施を行うとともに、効果的な外部向けホームページの作成およびコンテンツの追加等を行いました。

和歌山地域経済研究機構の共同調査研究

  • 和歌山大学経済学部、和歌山商工会議所と当研究所の三機関で設置した「和歌山地域経済研究機構」の共同調査研究として、次に掲げるテーマの調査研究と研究会を設置し、地域活性化方策の共同調査研究を行いました。
〔研究会〕都市創造戦略研究会(継続)
  • 右肩上がりの経済成長・都市成長の時代は、終わりを告げている今日、都市形成のあり方を抜本的に捉えなおし、長期的視野に立った展望と街づくり戦略を深め、和歌山における今後の街づくりのあり方について研究・検討し、取りまとめました。
〔研究会〕観光戦略研究会(継続)
  • 和歌山は優れた自然景観、歴史的遺産等に恵まれた観光県であり、経済・産業の活性化にも大きな影響があります。近年は、近畿自動車道紀勢線の延伸、関西国際空港の2期事業の推進、紀の国ふれあいリゾート構想の推進等により、観光ポテンシャルは一層の高まりを見せています。そこで、本研究会は、一層の観光振興のための戦略等について研究・検討しました。
〔調査研究〕カジノの可能性調査(継続)
  • 近年、カジノは地域活性化に有効であるとの事から議論が高まっています。この調査研究は、本県でのカジノ産業について様々な角度から調査するものです。カジノの地域活性化面での有効性、問題点等について社会的な影響面、経済効果面などの多方面の調査を行うとともに、本県でのカジノ産業立地の可能性を探りました。

和歌山グランドデザイン策定事業(和歌山グランドデザイン策定委員会)

  • 地域が共同で新たな都市像を創り、その都市像の実現に向けて協力していくために、和歌山グランドデザイン策定委員会を結成しました。都市像は、市民一人ひとりの和歌山への「おもい」や「夢」、意見が反映されてこそ、身近なもの、地域の共有するものとなります。本委員会では、「21世紀和歌山都市像」の提言論文の募集、21世紀和歌山を担う小学生の和歌山の都市像に関する「絵」を募集するとともに、広く各層からの斬新な視点、自由な発想による提言を募り、それらを基にして和歌山のグランドデザインを平成16年7月を目標に策定しつつあります。本研究所でも提言論文に応募し優秀賞などを受賞しました。

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